惜別 青き寝台特急 北斗星
今日札幌からの北斗星で青き寝台特急の歴史が幕を閉じます。27年前、1988年3月に運転を開始し、これまでとは違う豪華コンセプトで寝台特急の新時代と未来を感じさせる・・・と思わされた列車でした。過去何度も乗ってるので、もう1回くらい乗りたいとは思っていたのですが、廃止発表からは寝台券が取れず、まぁ諦めモードでした。
で、家にある段ボール箱の中からサクッと出てきた切符など・・・
平成4年の暮れ、ニューワイド周遊券で渡道したときのもの。券面に席とあるのは、これと帰りの飛行機がセットで取れたらニューワイド作ってというリクエストだったので・・・
そのニューワイド周遊券本体。
母親が「還暦祝いに連れてけ」、というので贅沢にパックツアーなんぞを使ってしまったときのもの。
臨時の82号。
グランシャリオのレシート。
コースター。
自分は東日本よりも北海道のデザインの方が好きだったな・・・
運転開始直後の乗車記念カード。
個室のカードキー。これは運転初期のモノかな、探せばまだ出てきそうですが・・・
シャワーカード。こちらはJR北海道仕様。
こちらがJR東日本仕様。82号が時代を感じますねぇ・・・末期はカシオペアので代用していたそうですから・・・
このオレンジカード、運転開始直後のかなぁ?古いフォルダに挟まってました。
何を血迷ったか5000円のカードなんか買ってしまってたわけで・・・
これは函館駅で連絡船とC62の3枚組台紙付きで買ったやつ。津軽丸のカラーのが欲しかったんで・・・
これはテレホンカード。この頃は連絡船や北斗星がらみのカードがやたらと乱発されてました。
選ばれた富裕層のための豪華クルーズトレインが次々と生まれようとしていますが、誰もがみどりの窓口で切符を買って乗ることができる、本来の鉄道輸送の使命を持った青い客車を連ねた夜汽車は急行はまなすだけになりました。それとて新幹線開業の頃には姿を消してるのではないかと思います。若い頃、お財布にやさしくなく、乗りたくてもなかなか乗れない寝台特急というのは憧れの列車でした。古き良き思い出の汽車旅の香りが完全に闇夜の中に消えていく前に、いま一度、車窓の向こうに朝が来るのを待つ時間を過ごしたいと思っています。できれば座席と寝台と両方で・・・
さようなら、鉄路を彩った青き流れ星
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