数え切れないくらいお世話になった急行八甲田の愛称板。
上野でまだ明るいうちから北海道周遊券片手に並んだり、夜中に反対方向行きへ乗り換えて宿替わりにした東北周遊券の乗り手鉄したり…と。旧客~12系~14系と車両が変わって、時刻も変わっても、東北夜行+北海道行きの色濃い列車でした。ワイド周遊券もなくなり、座席の夜行急行も風前の灯火。今思えばお世辞にも座り心地がよいとは言えない窮屈な座席で、長い夜を過ごした後の朝の空の色…未だに鮮明に甦ります。
部屋に飾ってある愛称板をみるにつけ、あぁ…貧乏で食べるものに事欠いても遠くへ行きたかった、あの頃のような旅がしたいなぁ…と思ってももう叶わぬ夢…ですね。
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