20年目の邂逅
今宵はダブルエントリーです。えぇ、たった今帰ってきました。あふれる涙を抑えられません。今日、お台場の羊蹄丸で、青函連絡船開設100周年のイベントがありました。夕刊各紙に記事が上がっているように、1988年3月13日函館発最終の連絡船22便の船長鈴木さんと当時の乗客の対面イベントがありました。えぇ、私も22便の乗客でした。これは行くしかない…朝出勤して卒業アルバムの職員集合写真を撮って後は休暇。顰蹙承知で羊蹄丸へ向かいました。22便の乗客として絶対に行かなければならない。その思いで。あのノートに何を書いたか?もしかしたら別の何かの寄せ書きかもしれない…でもそんなのどうでもいい、20年前の自分の思いを…
…あの時、見ず知らずではあってもあの時を共にした、あの思いを共有した、そして、ド平日の午前中にもかかわらずやってきた12名。思いは皆一緒でした。土日に設定すればもっと集まったでしょうがそれでもみな20年の時をあっという間にさかのぼり、あの日の思い出を熱く語り合う…こんな幸せな時間はあっという間に過ぎました。
鈴木船長を始め当時の乗組員の皆さんによる函館出港模擬、青森入港模擬…長声一発~蛍の光が流れたとき、涙を抑えるのが精一杯でした。3月13日のあの情景が目の前に広がってました。
自分にとって青函連絡船って…文字や言葉で表せるようなモノならたぶん今日羊蹄丸には行ってないでしょう、20年の月日を経ても色あせない、大切な大切な…
あの日羊蹄丸の船上で涙を流しながら津軽海峡冬景色と蛍の光の大合唱というか絶叫をしたあの思いを言葉で言い表すなんてできません。
青森についてちりぢりになってしまった後の20年の間、誰にも分かってもらえなかったあの日の語り尽くせない思いを熱くぶつけ合った今宵はとても素敵な夜でした。携帯もITも無かったあの頃、その後の連絡なんか取りようがなかった。20年後の今、再会したことを本当に奇跡のように思います。皆さん、本当にありがとうございました。
月並みな言葉ですが、このような機会を設けてくれた船の科学館をはじめとした関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。また、こんなに素敵な最終便乗船証明を改めて用意してくださった、1枚1枚サインをしてくださった鈴木船長に御礼申し上げます。
すみません、酔っぱらってグダグダです。めっちゃくちゃな乱文ですんません。カキコしながらも涙が止まりません…
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コメント
すみません、一つ記事を間違えてコメントしてしました。
本当はこっちにコメントしたかったのですが。。
投稿: ぱれお | 2008年3月10日 (月) 09時25分
おばんです&おひさです。
こちらへまとめてレスです。
しっかり例のノートに名前があるのを見つけました。この時はまだお互い知らない同士だったんですよね。パソ通なんて無かった時代ですから…出会いってのは不思議なものですね。
投稿: 西乃湯 | 2008年3月10日 (月) 22時24分