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2017年12月16日 (土)

昭和92年謹製 35系4000番台 やまぐち号

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ようやく乗れました。35系4000番台新型客車。画像は地福駅停車中。夏の試運転を撮りに行きたかった&乗りたくてうずうずしていたのですが、ようやくです。ここ数年、新車に食指が動かなかったのですが、これはガチで乗りたい、撮りたいと思いました。35系客車を作り続けていたらまさにこういう形に正統進化しただろうと思わせる、平成29年ではなく、昭和92年がしっくりくる、そんな感じです。

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小郡駅・・・もとい、新山口駅に推進回送で入線してきたやまぐち号。C56はDD51の補機がつくのですが、入線はDD51のみ。うーん、その姿も撮りたかったのですが、何を置いても1等展望車の車内をきっちり撮りたいというのが先にあって、ひたすらドアのところで待ってました。C56の連結が完了するとドア扱いです。

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この通路の奥のドアが開くと・・・_dse7101

おおおっ!この空間、マイテ492も乗りましたが、まさに往年の1等車。灰皿の代わりにコンセントが時代の進化を感じさせますが、格調高いあの雰囲気そのものです。

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コンパートメントの先には2+1の重厚な座席が。6列わずか17名のための空間。なんと贅沢な。背もたれの厚みや白いカバーなど、まさに1等車。

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さらに奥のドアを開けるとそこは展望席とあこがれの展望デッキ。まさに特別急行列車のあの空間が見事に再現されています。

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細部を見てみましょう。まずは窓の開閉金具。新潟トランシスの古くからの友人がこの車両の設計・製造に携わっていたのですが、これ当時と全く同じものだそうです。安全上の理由で少ししか開かないようになっていますが、引っかけるところは昔と同じように上の方まであるので、何とかして開けようとがんばってる人が・・・

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カーテンレールとその飾り。細かいところまで手が込んでいます。

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洗面台。マイテ492の実車から型を取って作ったそうで、痰壺まで再現されています。

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で、3等車・・・ではなく、普通車。2~4号車の意匠は共通です。いや、これ、よく再現できたなぁ・・・あの時代の汽車旅そのものじゃないですか。若干低い天井もそれを感じさせないようになってるし、空調ダクトもうまく埋め込んでるし。

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で、5号車がコレ。背刷りが板張りなんて・・・五能線のオハユニ61とか・・・鋼体改造客車のあの椅子です。ダブルルーフで狭窓だからスハ32系の初期ロットとか・・・何か、旅の記憶の美化された思い出に手を突っ込んで蘇らせるためにかき回されているような感じがします。

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後部展望デッキからの眺め。この右側にずーっと立ってる人がいたのでちょっと中途半端。この人、トンネルの中でも外に立ってた・・・

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逆側のオハテの展望デッキ。津和野行きは立ち入りができないのでガラス越しに。DD51目立ちます。

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地福駅で。みぞれ混じりの雨で皆さん車内からあまり出てきません。おかげでこんなカットが・・・

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ホームに誰もいません。DD51と茶色い客車・・・昭和の佇まいですね。いや、これはもう感動モノです。雨に打たれてる事なんかどうでもよくなってしまいます。

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で、津和野の跨線橋から。3番線に着いて、1番線へ入替。この後重連のまま機回しへ。

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DD51で見えなかったオハテの展望デッキ。乗り鉄堪能しまくりました。で、朝、津和野に車を置いておいたので、この後撮り鉄。新山口へ戻る約2時間のキハの旅もよかったなぁ。久しぶりにボックスシートに脚を伸ばしてキハのエンジン音と轍の音に包まれてスーッと寝落ちしそうになるあのローカル線の旅・・・すごく贅沢な時間でした。

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帰りのグリーンはキャンセルして撮り鉄1発目は津和野俯瞰・・・と思ったのですが、雨が上がらず霧になって視界がないので、ここで。徳佐先のオーバークロスで。天気が雪になってきました。

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後撃ち。いやぁ、絵になりますねぇ・・・

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でもって流してみました。暗くなってきたので客車の窓明かりがイイ感じに・・・

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篠目発車!爆煙です。で・・・

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客車、役者です。窓の明かりの色、イイなぁ。

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山口-湯田温泉のオーバークロスで。さらに・・・

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敷地外の駐車場から。言葉が出ませんでした。

所詮レプリカでしょ、とかニセ物でしょ、とか言う人がいますが、旧型客車でリアルに旅をしていた自分としてはまさか今の世に新車でもう一度、青いボックスシートやえんじ色の大きなカバーの掛かったリクライニングシートに身をゆだねることができるなんてそりゃもう夢のような話です。C56+DD51ですから、重連の汽笛とホイッスルのコンビの合図がまたタマランです。この車内で昔さんざん聞きまくっていたDD51のホイッスルを聞くことができるなんて!屋根のクーラーが・・・お座敷81系だってスロ52だってクーラー積んでたし、台車がボルスタレスで軸距2450のTR40系シリーズの台車じゃないし・・・オハニ36は台車は軸距2000の新系列用を改造したTR52はいてたじゃん・・・形あるものはいつか壊れてなくなるんだから、進化したネオ旧型客車、これで旅ができるのって素直にうれしいと思います。というか、あまりのデキの良さに素でビビりました。2時間の旅があっという間でした。これ、増備してくれないかなぁ・・・2号車と4号車の仕様で量産すれば汎用性あると思うけどなぁ。

さて、明日は朝から撮り鉄モードです。温泉も入ったし、寝ます。

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