青函連絡船講座@鉄道博物館 3月13日
というわけで、遅ればせながらのエントリー。3月13日、鉄道博物館で青函連絡船講座が行われました。いつもの連絡船史料研究会の面々で前日・当日の朝から設営をして、3時間にわたる講演会をいつものようにやりました。自分も設営やらワッチのお手伝いしてました。
はい、会場の全景。2階へあがるエスカレーターの目の前に看板、その横にkeiichiさんの80分の1十和田丸+可動橋付。しかもLED全点灯。これは目を引きます。で、その周りに置かれている紙モノは我が家の十和田丸絡みのコレクション。これまでblogでアップしたモノばかりですが、生展示となりました。で、「立入禁止」の看板、下の英語表記が「CREW ONLY」です。見た瞬間、「これ、あそこのでしょ(笑)」よくぞまぁというか、さすが大神コレクションというか・・・そうです、グリーン船室前のプロムナードデッキへの立入禁止の吊看。見る人が見れば一発で分かります。
で、その可動橋。DE10ってどっちエンドで押してたっけ?と記憶が曖昧な部分、そうだ、展示室に見に行けば・・・蒸機の画像はあったけどDE10のはない・・・横山さんのVTRに・・・映ってない・・・ま、適当に・・・
うーん、リアルですねぇ・・・
壁面はスペースがないので一般配置図をメインに。左から十和田丸(2代)十和田丸(初代)檜山丸(改造後)。膨大な大神コレクションから何を貼ろうか・・・目の前にkeiichiさんの十和田丸があるから十和田丸で行きましょう、あ、古いのもあった・・・津軽丸型貼ったから、渡島丸型・・・改造後の檜山にしよう・・・
その話の元になった渡島丸の一般配置図。その横はやっぱこれでしょう、の洞爺丸の一般配置図。
津軽海峡の海図。
そしてポスター。この摩周丸ポスターよく見るとJR西日本・・・このポスターとか、電車のドアの上の4枚組は全回収の指示が出てた・・・んですが、抜け道でJR西日本のはもらえたとか。東日本と北海道は厳しかったそうで。
さて、12:30に会場オープン。あっという間に用意した50席ほどが埋まってしまい、イスを追加。定刻13時に鉄博の学芸員、今回の企画展の担当の香月さんからご挨拶をいただき、講演会開始。まずは西澤キャプテンのお話から。
内容はこれまでの講演会のまとめという感じで総花的に連絡船の経験談。今回は72年の札幌オリンピック聖火輸送ネタが登場しました。
そのときの聖火。万一のための予備で2つセット。
満席で立ち見も出ている状況です。
続いて安田さんの講演。連絡船小史・・・パワーポイント90枚の力作。
連絡船の構造、貨車航送の話。
先帝を先導する様子。赤丸の中が当時の陛下と美智子さま。というか、よくもまぁこんな写真発掘してきたもんだと・・・誰がどうやって撮ったんでしょうね?
で、さらに初めて見た話。青函航路に2階式貨車油槽船、左右非対称の船・・・などが計画されていたとか。これは記事も図面も初めて見ました。
で、青森入港の様子を西澤キャプテンと一緒に再現して、約90分にわたる安田さんの講演終了。
続いてはおなじみ、飾り毛布の実演。
上杉先生と森本さん、吉田さんの3人揃うのは久しぶりとか。まずは上杉先生の解説から。
解説をしながらどんどん折っていきます。厚手のしっかりした毛布が折るのにはよろしいようで。
紅白の毛布を使った桃。この後体験コーナーになりました。
今回もたくさんの人が集まりました。通りがかりの入館者の方が昔を思い出して・・・とか、小さい子が模型を見て船の中に電車がいると興奮する・・・とかいろいろなリアクションがありました。
お会いした皆様、ありがとうございました。
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コメント
会場の設営、撤収そして私のもでお疲れ様でした。
今回はオープンエリアでしたので何だろうと思って
足を止めてくださった方々も多かった気がしますし
賑わいましたね。
今回も楽しく過ごさせて頂きまして
有難う御座いました。
投稿: Keiichi | 2016年3月17日 (木) 20時46分
おばんです。
公開とレス遅くてすみません。
こちらこそ楽しく過ごさせていただき、ありがとうございました。
それにしても十和田丸、大人気でしたね。目立つ場所だけに注目度抜群でした。次回は陸電用意して青森桟橋までセットで・・・と行きたいところですね。
投稿: 西乃湯 | 2016年3月21日 (月) 21時19分