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2014年11月 3日 (月)

只見蒸機へ

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 あまりの忙しさにへろへろです。10月末に3泊4日の移動教室の引率なんぞがあったりして体力の限界が・・・寒さでキャンプファイアが焚き火になってました(笑)

 さて、次の土日は只見蒸機。当初は欠席予定だったのですが、先約がキャンセルになったので急遽参戦できることになりました・・・が、レンタカーを押さえるのが精一杯。宿は無理っぽいので久々の車中泊になりそうです。画像はだいぶ前の滝谷。薄曇りだったのですが、紅葉がいい色でした。

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 地主さんに挨拶したら快く撮らせてもらった、これまた古いカット。時期的にリンゴは終わってるような気もしますが。

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 そして今は撮れない8鉄橋。まにあ的には復旧して欲しいですが、現実には厳しいでしょうね。直すにしたって線路だけでなく護岸工事や治水のための工事もありますから設計施工はJRの範疇だけではないでしょうし、費用も電源開発や福島県が全額負担とか、国が災害復旧として負担するとかいうウルトラCで復旧しても、その後の赤字のことを考えれば、民間のJRとしてはそんなことしてもらわないでほっといてもらったほうが有難くて、復旧困難を表に出して、実際の所はコストとその後の赤字を理由に廃止に・・・というのが本音でしょうね。情緒的・感情的な思い入れでお金が湧いてくるなら苦労しないですし。

 会社は株主のものっていう新自由主義の中では、民間企業としては莫大な金額をかけて大赤字路線を復旧して維持するというのは、株主様に説明できないですからねぇ。国鉄の分割民営化をしたときに危惧された、営利企業として不採算路線を維持しなくなるというのが四半世紀を過ぎて現実のものとなってきました。
 あの当時、分割民営化に当たって国鉄のサービスを低下させない、会社間をまたがる長距離列車や路線網を維持するといっていたのは空約束か時効か・・・まぁ硬直化せずに時代に合わせてサービスを変えていくというのは至極当然と言えば当然なんですけどねぇ。莫大な国民の税金で作られたインフラを引き継いだ会社ですから、採算のみで廃止というのはそりゃ批判も受けるでしょうが、それを含んで民営化を望んだのは国民ですからねぇ。
 近いうちにJRから何らかの発表があるかと思いますが、岩泉線の例もあるし再びこの姿を見ることは叶わないというのが正直なところでしょうね。もっと言ってしまえば、只見線に限らず地方交通においては鉄道はすでにその存在価値をほぼ消失しているところが多いという現実をもとにインフラの再構築が必要になってくるんじゃないかと。バスやマイカーが走る道路は税金で維持、鉄道は車両も線路も自力で維持では運輸業としての基本的なコストが違いすぎますから競争にならんでしょうね。

 さて、学芸会の劇中歌のカラオケ仕上げなきゃ。あと2曲。

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