26年目の9月18日
今年も9月18日がやってきました。
1988年9月18日4便で連絡船としての生涯を終えた十和田丸の就航初日の鉄道弘済会のスタンプカード。カードの写真は津軽丸ですが、スタンプは十和田湖にちなんで乙女の像をモチーフにした十和田丸のもの。
あの日、傾きはじめてオレンジ色になりかけた太陽の光を浴びて、鏡のような海面でシルエットになって行き交う羊蹄丸と交わした長い汽笛は今でもはっきりと耳に残っています。
青森は八甲田丸は今後長きにわたって保存するための予算が通り、修復工事が始まります。函館の摩周丸は存続が危うい状況というのが漏れ聞こえてきます。終航から四半世紀、他の保存船も海外へ売却された船も命運尽きた中、最後の2隻の行く末が気になります。形あるものはいずれ滅却する・・・諸行無常ではありますが、できることならそれをこれ以上は見たくないと思います。
4便青森到着18:05にタイマーアップです。
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