いまさらながらの竜飛海底駅
というわけで、今更ながらの竜飛海底駅です。すでに廃駅になってしまってるのですが、廃駅カテゴリがないので、失われた轍モードで。
末期は見学券がえらいことになっていましたが…コースは函館→函館で。このコースだと上り下り両方のホームを使えることと、上り下りの連絡通路を通れるので。
到着前、この表示、まだ出るのかな?
ホームから見るとこんな感じ。
記念撮影用の駅名板は通路にありましたが、駅名板はやはりホームにあってなんぼだと思うんですが、こいつの撮影難度はなかなかで、18-35mmレンズでなければまぁ無理だったかと。
で、記念撮影用の通路のもの。正面から撮った絵はこれですね。吉岡海底がそのままでした。
で、これも記念撮影用看板…になってました。
上り列車は1日1本のみ。開業当初は海峡がけっこうあったんですけどねぇ…
で、上り線から下り線側への連絡通路。線路の下です。右側の壁に飾ってあるのが赤富士の絵。
線路の下に下ってきたのが分かります。
はい、下り線側に出てきました。上り線誘導路の看板が見えます。
こんな風にして撮ってみました。ちょうど上り線と下り線への通路の境目です。
ちなみに、こちらが下り線の時刻表。
で、トンネルの通路をこれから延々と歩くのですが、ここへはJRの見学券でしか入れません。…ので、今では立ち入り不能です。新幹線開業後にまた見学できるようになるかどうか…
排水ポンプ。
どこへ続くのかよくわからない通路がたくさん分岐しています。
横穴には錆が浮きまくった自転車が…
そして海底の展示施設、竜飛海底ワールドへ。
といっても、もともとは緊急時の避難所。長ーいベンチがおいてあります。
はい、これが長ーいベンチ。左側の壁の中は事務所というか詰所のようです。壁面には工事の進捗の写真やトンネルの説明図がたくさん・・・ですが・・・
展示物がいくつかありますが…
トンネルの模型ですが、海底だけに錆だらけ・・・
えーっと、竜宮水族館・・・生き物は何もいないような・・・藻で中が見えない向こう側・・・
これは生きていました。快速海峡っていつなくなったんだっけ?
錆だらけです。動くかどうかわかりません・・・というか触るのもはばかられる状態・・・
海底の公衆電話。友人のY氏が開業当日に電話してるの取材受けてたのは竜飛だったか吉岡だったか・・・これはまだ生きていました。
ナンバープレートのない錆がたくさん浮いた車。というか、車がないと距離が距離だけに保守点検大変なことになるかと・・・点検や車検ってどうやってんだろ?斜行ケーブルに乗せてもってくんだろうなぁ・・・と思ったけど、公道走らなければ車検不要か?
海底に水準点ってのは・・・なんかすんごい違和感ありましたけど(笑)
さて、禁断の扉。風圧や気圧差をクリアするために斜行ケーブルのある竪坑へ行くには扉2枚をくぐらなければなりません。第1の扉を見学者全員がくぐったら閉鎖。確認の上第2の扉を開けます。その先は地上からでも行ける青函トンネル記念館。
各扉にはがっつりと注意書きが。各所ケーブルのオイルに気を付けて・・・
扉の中はこんな感じ。車が通るときは壁面全体が上へ跳ね上がるそうな。
記念館と駅施設を仕切る柵。この奥が第2の扉。通常ここは閉まっていて、列車で来た見学組が通るときのみ開ける、文字通りの禁断の扉。
で、斜行ケーブルやトンネル記念館は省略して・・・
戻ってきたらホームで貨物列車撮影会。爆速でカッ飛んでくるので、ISO6400でNX2とフォトショップは正義もコレが限界。粒子荒れまくりです。爆音です。
で、函館行きにはつかりに乗って撤収です。貨物通過とはつかり入線の動画は→こちら(約65MB/mp4)←三脚使えないので貨物はホームに置きっ放し、はつかりは重連プレートにスチールと軸線あわせてセットしてD700のライブビューで見てるんでシャッター音がうるさいわ画角は曲がるわ…でした。
分割してアップだと間隔が空くんで、じわじわと作業してまとめたんだけどさすがに読みづらいな(爆)
さて、明日は朝からコンクールのスタッフ、楽器輸送車の駐車場当番。雨がなぁ…
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コメント
残暑お見舞い申しあげます。
竜飛海底駅、北海道新幹線開業後は見ることは出来ないでしょう。
吉岡海底駅も行きましたがなくなる前にもう一度行っておきたかったですね。
メモリアルボードとか、どうなっちゃうんでしょうかね?
投稿: こしがや | 2014年8月 8日 (金) 23時03分
おばんです。
公開とレス遅くてすみません。
新幹線だと風圧がすごくなるのは容易に想像つきますから、避難所としての機能以外は果たさなくなるでしょうね。
メモリアルボードは…どうなるんでしょう?
投稿: 西乃湯 | 2014年8月12日 (火) 23時16分