« 大人の時間 | トップページ | 青函連絡船終航25年・羊蹄丸スペシャル船底ツアー »

2013年3月10日 (日)

青函連絡船終航25周年記念講演会

Scan1303100006_2

昨日、行ってきました。土曜授業日だったので、現着は開始直前。西沢キャプテンをはじめとするいつもの皆さんにご挨拶して、着席。

_dsf7538

吉田さんのドラに続いて出航オーダー。西沢キャプテンの「出航5分遅れ」で笑いが起きました。続いてスペシャルゲストの羊蹄丸事務長の新田さんによる船内案内。八甲田丸のイベントで時折事務長放送をされているのですが、「制服もってこいっていうから何かなと思ったらやっぱり…」だそうで、63年9月18日の3便羊蹄丸をイメージして新幹線の中でカンペを作ってこられたそうです。

VTRから書き起こしてみました。前説・自己紹介の後の本編です。

=============================

本日は青函連絡船「羊蹄丸」をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

函館を9時25分、定時に出航いたしました。青森到着は13時15分、午後1時15分を予定しております。運行時間は3時間50分です。

本日乗務している船長は、西沢弘二です。(西沢キャプテンを指ししめす)

皆様を青森到着までお世話する事務長の新田稔です。青森到着までよろしくお願いいたします。

本日の津軽海峡は西の風3m、お天気は快晴となっており、快適な船旅を楽しむことができます。

また、航海中にイルカの群れと遭遇することも…遭遇することができると思われます。その時は、船内放送にてご案内いたします。

本日の航海は、皆様に船旅を楽しんで頂くため、青森県下北半島よりに航海をしてまいります。下北半島の景勝地、仏ヶ浦をご覧いただけると思います。仏ヶ浦とは、海岸線の岩が波や風に影響され、仏様に見えるような、誠にありがたい仏像の形をしております。どうぞご覧頂きましてご堪能ください。

え、間もなく津軽海峡の中央になりますが、青森から出航した十和田丸と行き違います。お互いの安全航海を祈るために、汽笛を鳴らし十和田丸とエールの交換をいたします。どうぞ十和田丸にエールを送ってあげてください。

以上で事務長放送は終わりますが、青森到着まで船旅を楽しくお過ごしください。ありがとうございました。

============================

でもって、船博からの挨拶があって、西沢キャプテンの講演。

高橋氏のシンボルマークの話は、昭和52年の青函船舶局のせいかんだよりをスキャンして両面カラー印刷で再現したものが配布されました。

イルカのブイの内側の各船のイメージキャラクターデザインの話で、山や湖の名前からとったものが多いのでイラストの差異を出すのが微妙で…とか、貨物船のシンボルマークは船体にはつけなかったけど船ごとの旗を作って船対抗のソフトボール大会などで掲げたとか興味深いものでした。共通マークはどこに?答えに詰まった高橋氏に大神さんからフォローが入って有川への乗員送迎バスについていたという話も。
(寝台室のベッドカバーにしっかり使われてたんですけど、目立たないですからねぇ。)

休憩を挟んで上杉准教授と吉田さんの飾り毛布の実演。工部省印の毛布もさることながら、大阪商船の「大」マーク入りの毛布が登場。相模原のパラディスインの森本氏が紹介されていました。

予定では大神さんから展示資料の説明だったのですが、無くなった今井泉船長を偲んで、ブリッジで操船される動画を大神さんが探し出してきて、その鑑賞会となりました。

…大神さん、古いVTRたくさん持ってらっしゃるのですが、あとで「撮像管のカメラ」と聞いて改めてびっくりでした。

この後、新居浜高専から西沢キャプテンと大神さんに船底ツアーのDVD贈呈が行われました。

_dsf7548

で、展示資料ですが、ガラスケースの中にはログブックなどの資料が。圧巻だったのは50分の1の配置図。大きすぎて全てを貼ることができなかったので、客室より上の部分のみ展示してありました。青刷りの原版をピン留めしてたんで、思わず「いいんですか?」…と聞いてしまいました。車両甲板以下の部分は次回のお楽しみだそうです。

_dsf7550

シンボルマークの取り付け図面。補強ステーは多度津で見た形そのままでした。

_dsf7551
_dsf7552
_dsf7554
_dsf7565
_dsf7570

何せ図面が大きいので部分部分でしか撮れませんし、広角レンズの歪みで合成もできないし…原版は圧巻でした。現職の方からしたらなんてことは無いんでしょうが…

Scan1303100001

で、サインカードを新調したそうです。下の欄が「青函連絡船史料研究会」となっています。大神さんや西沢キャプテン、吉田さんらが資料の散逸を防いで後世に残すために…と立ち上げた会です。勢いで十和田丸のものも2種類作ったそうで頂いてきました。

Scan1303100002
Scan1303100003
Scan1303100005

そして、よくぞこんなものが残っていたな…というのが

Scan1303100004

乗船記念シール。西沢キャプテン、惜しげも無く皆さんに配っておりました。各船のものがあったようですが、八甲田丸のものを頂きました。

この後みんなで会場を片付けましたが、閉館になった船博の倉庫にものを運んでいくと山積みになった物品の中に純白のエレクトーンが。型番はともかく、仕様がレアものです。ホテル海洋を経営していた時代に結婚式場で使っていたとか。捨てるならください(笑)等と言いながらパネルや椅子を片付けていました。

この後飲み会となったのですが、終航25周年記念の青函連絡船OB会と兼ねていたので大御所含めて40名以上の出席者。中には比羅夫丸初代船長のお孫さんも…大神さんに誘われたとはいえ、さすがに気後れしました。船博ボランティアの方々や新居浜高専の方、私を含めた連絡船を羊蹄丸を取り巻く人々を快くご一緒させて頂き、有り難かったです。

この席でこんなものを頂いてしまいました。コピーではなく、当時の印刷のものです。

Scan1303100009

束になって皆さんに配ってましたが、よくもまぁ残っていたものだと…

2次会まで飲んで「明日(今日ですな)は多度津へ行くぞ」と言っていたのですが、電車を降りたあたりから記憶が途切れ、気がつけば自宅の床に倒れておりました。日付が変わる前に特便1と思っていたのですが、気がついたら昼。あえなく撃沈でした。睡眠不足と過労の体に酒をしこたまぶち込めば気力も尽き果てますなぁ…

新居浜高専の日野先生や大神さんにOKいただいたんで、「あの日のナイショのアレ」を近日中に公開します。…飲んだ後の話だから酔った勢いでホントはダメってことないですよね。(笑)

|

« 大人の時間 | トップページ | 青函連絡船終航25年・羊蹄丸スペシャル船底ツアー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/205227/56927673

この記事へのトラックバック一覧です: 青函連絡船終航25周年記念講演会:

« 大人の時間 | トップページ | 青函連絡船終航25年・羊蹄丸スペシャル船底ツアー »