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2013年3月23日 (土)

羊蹄丸 3月23日

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ようやく時間が取れたので羊蹄丸に行ってきました。果たしてこの姿を羊蹄丸と呼んでよいのか…とは思いますが、まだ海の上に浮いているので…

第2主機室手前.、フレームナンバーで言うと52と53の間まで後部がなくなり、ビルジキールの部分だけになってしまいました。いつもの漁港から見ても岸壁なんだか船なんだか見分けがつきにくくなりました。

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例によってこちらへ。手前のユンボが動いていて、船体の前からなかなかどきません。第2主機室から後部へ伸びるプロペラシャフトの穴の後が目立ちます。舷側のタンクはヒーリングタンク。底部は清水タンクなのでここで切るしかないようです。

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斜め後ろから。ずいぶん短くなってしまいました。

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正面堤防上から。こちらの切断位置は変化がありません。というか、船底タンクが残存部は油系ばかりなので、切断は難しいかと思います。

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No.2冷水循環ポンプ。これと別の場所に

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表示を拡大するとウォ-ターチリングユニットで令水循環ポンプとセットかとも思うし、どうなんでしょうねぇ?操作ユニットはまだ新しい感じがするし。

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解体が進みます。もう言葉が出ません。

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ファンネルだけは相変わらず空き缶置き場でした。

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船内から次々と色々出てくるが、評価しづらいです。

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エンジン。第1主機室の3台が増えて都合7台のエンジンが置かれています。重機のかげ当たりからの並びが第1主機室のですね。

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最後に。生まれ来る船の構体と役目を終えて姿を消す船の構体と…印象的なシーンでした。

これで羊蹄丸通いを終わろうと思っています。次に時間が取れたときはすでに海上にその姿はない…と思っています。

思い出がたくさんつまっている羊蹄丸の最後に敬礼をして…

長らくの解体の画像と駄文につきあってくださってありがとうございました。

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コメント

西乃湯様
お疲れ様でした。
羊蹄丸を最後まで見届けたのですね。
私は6月に高松のM船長と一緒に金比羅参りをしに行き、自分の中で区切りを付けるつもりです。
その頃には、羊蹄丸は影も形もないでしょうから多度津には行かないつもりです。
西乃湯様とは、東京でまたお目に掛かれると思いますので今後ともよろしくお願い致します!

投稿: 近鉄バファローズ | 2013年3月24日 (日) 07時49分

ども、空旅です。

最後の羊蹄訪問、お疲れ様でした。
長い様で短い8か月間でしたね。

ところでウォ-ターチリングユニットですが、銘板を拡大してみると、製造年月が「91.7」となってるんですよね。
また冷水循環ポンプの方ですが、No2の銘板には「6-91」、No3の銘板には「5-91」と有りました。
この事を考えると、船の科学館用の改造時に取り付けられた物ではないかと推測しています。

投稿: 空旅 | 2013年3月24日 (日) 17時41分

おはようございます。ようやく春休みで少し時間に融通がきくようになりました。振休など年度内に消化しきれないので3月中は手続と書類上はすべて振休と休暇扱いにして消化したことにして、出勤しないけど実は出勤してるという自主的ヤミ出勤フレックスタイムにしました…と言っても実質フルタイム勤務。

>近鉄バファローズ様
どこで区切りをつけるか迷いました。海上から姿を消しても
エンジンなどは解体されずにまだその姿を見せているかもしれないですし…とはいえ、年度末・年度初めの予定を考えればとても海上に残っている間にもう1度は行けないだろう…と考え、今回を最後としました。努めて冷静に状況を…と図面と見比べることをしていましたが、正直、見続けるのは複雑な気持ちでした。
東京でお目にかかれる日を楽しみにしております。

>空旅様
新居浜回航をお台場で見送って、来島海峡へ追っかけてから1年、多度津回航から8ヶ月…あっという間でした。見たくない現実を見るために、泣きたい心境にしかならないのに、それでも見届けたくて…と、お互いに遠路よくも通ったものだと…(苦笑)
ウォーターチリングユニット、ポンプ、自分の300ミリでは銘板の文字まで判別できませんでしたのでありがとうございます。

さて、これから出勤です。バンドの練習と年度末事務と新年度準備。

投稿: 西乃湯 | 2013年3月27日 (水) 05時24分

初めまして。
羊蹄丸の事。
妻帯はしていましたが、まさに青春の思い出でした。
新造船の知識を習得するのに懸命でした。
乗組員も和気あいあいで楽しい思い出が沢山ありました。
大変な船を運航していたのが今さらに思い出されます。
造船、船会社の見学が何時もでした。
最後までの写真有難うございます。
数年前、羊蹄丸の後乗り組んだ、八甲田丸に会いに行ってきました。40年振りの再会でした。
船橋の機器をなでまわし、涙してきました齢も七十代半ば、函館で過ごした十年近く
最近まで思い出すのを躊躇っていましたが、皆様の記事で誇りを感じることが出来ました。
青函航路の歴史の一時代に身を置けたことを感謝しています。
貴方様のご盛栄を心よりお祈りいたします

早々。

投稿: 就航時の元乗組員です。 | 2013年4月25日 (木) 01時13分

こんばんは。お返事が遅くてすみません。

青函連絡船自体に旅の思い出がたくさんつまっていますが、羊蹄丸は最終22便ということもあって格別の思いを持っています。
羊蹄丸の縁で終航後20年以上経ってから改めて乗組員や当時の関係者の方々と知り合うことができたなど、自分にとっても青春時代から今まで思い出が積み重なっています。
まして新造船の頃からですから相当長い間乗り組んでおられただけに思いもひとしおだと存じます。
解撤はどこまで見届けるか迷いました。迷いながら結局最後まで自分なりに見届けてきました。解撤のための回航、死出の旅立ちなのに、再び海上を行く姿に津軽海峡を進む姿を重ね、言葉が出ませんでした。形あるものはいつかはなくなってしまうとはいえ、最後まで色々な人に見守られた羊蹄丸はある意味幸せな船だったと思います。

元乗組員様のご健勝をお祈りいたします。

投稿: 西乃湯 | 2013年4月30日 (火) 00時13分

西之湯さま
大変長い間いろいろと青函連絡船に対する思いやり、ご対応に頭の下がる思いです。特に羊蹄丸をずっと見守り、最後の厳しい場面に本当にお疲れ様でした。元本船乗組員の一人としてお礼申し上げます。私は昨年10月3日にいろいろなことを胸に金比羅参りをしました。船に携わる身であり海の神様のこんぴらさんの本殿までは時々お参りしますが、特に思いをこめ奥の院(奥社)まで何十年ぶりに参らせてもらいました。よく行っていた多度津の現場は、その頃から遠ざかっています。
これまでもいろいろご見識拝見していましたが、ブログの知識も未熟で対応をしかねていました。新居浜ではいろいろお世話になりました。サインの日付も間違い後から訂正させていただき失礼しました。今年の25年の節目で自分も始めましたが未熟ゆえよろしくご指導下さい。
これからも貴重なご意見楽しみにしております。
          towadamaru7

投稿: towadamaru7 | 2013年5月 6日 (月) 12時31分

こんばんは。お返事遅くてすみません。

こちらこそ新居浜ではお世話になりました。青函連絡船は若い頃の思い出とそっくり重なってきます。近くにお住まいと聞いておりましたが、近い故につらいお気持ちではなかったかと思います。
金比羅様には連絡船の安全祈願の額も奉納されておりますのでその足下で生涯を終えていく羊蹄丸という事を思えば、その胸の思いはいかばかりかと存じます。
自分は趣味の傍観者という立場を考えると、本職の方から見識というお言葉をいただくのは過分な扱い…と冷や汗が出ます。

先日、近鉄バファローズ様からご教示頂き、blogを拝見しております。外部の者には与り知らぬ興味深い話を楽しみにしております。

投稿: 西乃湯 | 2013年5月 9日 (木) 22時37分

お忙しい中わざわざありがとうございました。いろいろとありがたいお言葉に感謝しております。
自分こそ長く船に携わってきましたが、海や船は広くて大きく意外に分かっていないようです。むしろ幅広くご活躍の皆さんこそニュートラルで大切なご意見と思います。

未熟なブログも見ていただいてありがとうございます。これも熟練の皆様からは恥ずかしいものですが、表の部分は皆さんの方が詳しいでしょうが少しでも内側からお伝え出来ればと書きたいと思います。よろしくお願いとお礼申し上げます。

投稿: towadamaru7 | 2013年5月14日 (火) 11時24分

ブログ拝見しましたら、連休前から大変なご活躍の中にわざわざ、ご返事ありがとうございました。いろいろとお気遣いや思いやりに感謝しています。自分は長く船に携わってきましたが、海や船のことは広く大きすぎて意外に分かっていないかも知れません。その点、全国を股にかけ幅広いご活躍されての、ご意見はニュートラルで貴重なものと思います。

未熟なブログ見ていただきありがとうございます。連絡船の表の部分は良くご存知なので、内側からフィーリングなど含め書きたいと考えています。少しでもファンの皆様も含めお役に立てればと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: towadamaru7 | 2013年5月14日 (火) 12時27分

こんばんは。

趣味なので、外側の部分は実体験として残っていますが、何せ四半世紀も前のこと、思い出はフィルターにかかって美化されていますし、当時は内側を知るよしもなく、こうして当時のことを知る方のお話は今更ながら嬉しく思います。

またよろしくお願いいたします。

投稿: 西乃湯 | 2013年5月18日 (土) 22時29分

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