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2013年3月

2013年3月28日 (木)

七沢温泉

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昨日、10年ぶりくらいにここへ行ってきました。というのも、モノを運ぶ予定で車を借りていたのですが、時間が中途半端で24時間借りたので、夕方から余った時間の使い道。箱根まで行こうかと思ったのですが、お疲れモード入っていたので距離半分のこちらへ。当然カメラなんぞ持っていないので携帯で。

ちょうど夕食時19時頃に着いたのと、ド平日なので風呂場が閑散としておりました。

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まずは露天風呂。浅く、ぬるめの湯。広いです。男湯は貸し切り状態でした。壁の向こうの女湯からはけたたましい嬌声が。後でわかったのですが、どこぞの高校か大学の何かの運動部の女子団体が来ていたのでした。

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こちらは内湯。洗い場のシャワーの湯まで温泉の湯です。贅沢ですねぇ…

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シャワーの上に効能書きが。とてつもなくつるつるの湯。今でもまだ肌にすべすべ感が残っています。

いやぁ、極楽でした。

今日もヤミ出勤。書類上は代休などの処理で休暇なんですが、仕事が山積みなので、職員室でお仕事。おんなじ境遇の校長に副校長…で、若い人が何時間休暇?と言うから、どうせ使い切れない有給なんだから前部休み扱いにしてフレックスにしとけば?なんてそんな話してたら、とある先生が、「学校に来る時に何かあったり、ケガしたりしても労災にならないんじゃ?私用で外出中の扱いだもんね。」と冷静な一言。確かにその通りで…勤務の適正という点から言えば、ヤミ休…つまりサボリは当然NGとして、休暇なのに学校に来て仕事するのも確かにお役所の論理だと適正でないことになるなぁ…と。ま、タダ働きを怒られることはないと思いますけど、タダ働きが当たり前になってしまった、3年以内離職率1位のブラック業界というのも何だかなぁ…

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2013年3月23日 (土)

羊蹄丸 3月23日

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ようやく時間が取れたので羊蹄丸に行ってきました。果たしてこの姿を羊蹄丸と呼んでよいのか…とは思いますが、まだ海の上に浮いているので…

第2主機室手前.、フレームナンバーで言うと52と53の間まで後部がなくなり、ビルジキールの部分だけになってしまいました。いつもの漁港から見ても岸壁なんだか船なんだか見分けがつきにくくなりました。

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例によってこちらへ。手前のユンボが動いていて、船体の前からなかなかどきません。第2主機室から後部へ伸びるプロペラシャフトの穴の後が目立ちます。舷側のタンクはヒーリングタンク。底部は清水タンクなのでここで切るしかないようです。

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斜め後ろから。ずいぶん短くなってしまいました。

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正面堤防上から。こちらの切断位置は変化がありません。というか、船底タンクが残存部は油系ばかりなので、切断は難しいかと思います。

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No.2冷水循環ポンプ。これと別の場所に

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表示を拡大するとウォ-ターチリングユニットで令水循環ポンプとセットかとも思うし、どうなんでしょうねぇ?操作ユニットはまだ新しい感じがするし。

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解体が進みます。もう言葉が出ません。

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ファンネルだけは相変わらず空き缶置き場でした。

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船内から次々と色々出てくるが、評価しづらいです。

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エンジン。第1主機室の3台が増えて都合7台のエンジンが置かれています。重機のかげ当たりからの並びが第1主機室のですね。

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最後に。生まれ来る船の構体と役目を終えて姿を消す船の構体と…印象的なシーンでした。

これで羊蹄丸通いを終わろうと思っています。次に時間が取れたときはすでに海上にその姿はない…と思っています。

思い出がたくさんつまっている羊蹄丸の最後に敬礼をして…

長らくの解体の画像と駄文につきあってくださってありがとうございました。

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2013年3月17日 (日)

E6系1番列車 スーパーこまち3号

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渋谷で寝ずの1夜を過ごし、東京駅へ。おなじみのくりはし氏と合流してホームへ。ほどなくE6系すーぱーこまち3号が入線。VTRとかセットして前の方へ行って出発式はようやく1カットだけ。このポジションだと柱が邪魔で普通の人はおろか、来賓の皆さんも何やってんだか全く見えなかったんじゃないかと…

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今回の指定券。例によって車掌さんのサインを頂くことができました。

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発車表示。

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最近はLEDなので、撮り方が難しいです。シャッタースピードの落とし方の加減が…

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発車後車内で配られた記念のポストカード。自分の隣席の人は終始パソコンを叩いておりました。見るともなく画面は目に入るのですが、業務報告書を一心不乱に書いていたのでヲタはなくビジネスマンだったんじゃないかと。

発車し、しばらくすると睡魔が…意識が飛びました。で、気がつくと仙台。

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お出迎えの横断幕。

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盛岡での切り離しの際にサイドのエンブレムを。これ、カッティングシート貼っただけだな…

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田沢湖駅でのお出迎え。この後、角館、大曲と同じ横断幕でお出迎え。

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秋田駅で。ようやく先頭部を撮りました。改札を抜けると…

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なまはげとこの横断幕でお出迎えでした。いろいろグッズを調達して、11:20の空港行リムジンへ。秋田空港12:45のJALで帰宅しました。バスもヒコーキも爆睡。クラスJにしたのに、いつ離陸していつ着陸したのか記憶がありません(苦笑)こまちの中でも自分のイビキで目が覚める…という状態でした。

秋田行きが決まったのが2日前。くりはし氏が普通車窓際1枚あるけど?とメールをくれたので渋谷とかけもちで行くことにしました。…が前の晩も睡眠2時間、飲み会からノンストップで東横線渋谷駅~スーパーこまちの連続技はさすがに体力の限界を超えてました。

さて、これから一仕事…

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東横線渋谷駅一夜物語

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東横線渋谷駅を最後に出て行く回送列車。VTRから切り出したものです。

渋谷駅へ営業列車として最終到着となる臨時電車に自由が丘から乗りました。

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夜、飲み会だったので、出勤時に機材一式持って出て飲んだくれてそのまま直行。自由が丘発0:37が2階の渋谷駅へ到着する最後の列車。

…が、

非常発報でホーム中程で止まってしまいました。週末なので普通に酔い客が多いのに加えてヲタの姿を見てスマホや携帯で撮り始める普通の人もいて…

で、無事最終に乗って渋谷へ向かいました。最終お約束の阿鼻叫喚かと思ったら、混んではおらず、まったりと渋谷へ。代官山では線路端のマンションのベランダに鈴なりの人で、車内から驚きの歓声が。

渋谷で降りると回送で即折り返していきました。それが最初の画像。VTRメインなのでスチルはあまり撮っていません。

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回送が去った後の渋谷駅。人でごった返し、職員の退出を促す絶叫が絶え間なく響き渡るのですが…

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流れるテロップを皆さん撮影していていつまでたっても人がはけません。明けてからの行動もあるし、今日シャッターが閉まっても通路なので明日また改札前までは来られるということで撤収。

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翌朝行ったら看板にシールを貼ってあったので、これも見納めとなりました。

外へ出ようとすると記念のポストカードを配布していました。

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外へ出ると中目黒打ち切り電車の代行バスが続々と。そちら目当ての方から「○○営業所の車」という声が。普段渋谷では見るはずの無い営業所のバスが投入されていたようです。

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歩道橋に上がると…

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ホームに全く電車のいない渋谷駅。あり得ない光景です。「点と線」のホームを見通せるシーンのデジャビューを感じました。

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駅員さん、警備の方みな整列してセレモニーをしています。拍手が聞こえてきました。

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ヒカリエ2階から。

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で、ヒカリエ入口にこういうのが貼ってあって、どうするんだ?とエスカレーター前の警備の人に聞いても要領を得ないので、この後、ラーメン食べてスタバで時間つぶして…スタバ3時半までなのでとりあえず光へ方面へ歩くと記念切符を買うための大行列。ヒカリエ入口へ行くと20人くらいでしょうか、始発組が並んでいたのでその列に加わりました。

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で、4:40、警備の人に先導されてエスカレーターを降りましたが、他の入口組の方が先に改札へ到着していて、ホームはすでに大混雑となっていました。

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トップの試運転は工事終了の確認のため、この数分後に出て行きました。

この送り込み回送、ややこしかっただろうなぁ…

すぐ後に5:00の始発が池袋側から入線し、即発車。1番列車です…というアナウンスもなく、すぐに代官山に着いてしまいました。

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折り返し代官山始発の和光市行きに乗車。上下とも新線区間の始発で完乗タイトル防衛。そして渋谷で地上に上がって旧駅改札を覗くと…

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がら~んとした信じられない光景が広がっていました。

横浜に住んでいたガキの頃から東横線はさんざん使っていましたから、桜木町も横浜も渋谷も記憶というか無意識で動ける場所だったんですが、そういう心の原風景が消えていくのが寂しく思います。

この後、すーぱーこまち3号乗車へ直行したのでした…

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2013年3月13日 (水)

青函連絡船終航25年・羊蹄丸スペシャル船底ツアー

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今年も3月13日がやってきました。連絡船の最終日から25年目のその日。解体されてしまいましたが、ほんのわずかまだ海に浮かんでいる羊蹄丸…何とも複雑な気持ちです。

さて、昨年7月1日、ガレージセールで船内に入ることができた最終日。最後の最後に大神さんにスペシャル船底ツアーに連れて行ってもらいました。船首部の未公開部分です。

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旧グリーン指定席の左舷側の通路を進み、ドアをくぐると現役時代のままの階段が。

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これを降りていき、中甲板を右舷側へ出ると洗濯室があります。強力な脱水機がそのままになっています。

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その先には

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ウインチの機械室。いまでも現役に見えます。左舷側にはウインドラスのモーターが。

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続いてその下の階、車両甲板。右舷・左舷側共に職員トイレがそのまま残っていました。

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そして…

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車両甲板。2番線のどん詰まり。車止めの連結器があったあたり。

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振り返ると車両甲板の大空間の名残が。

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2・3番線の間にある上層階への階段。天井がふさがれています。

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3番線側から中央部を。

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船首方向。この階段を上がると…

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奥は甲板部作業室。手前両側から迫るのはアンカーリセスのヘコミの内側部分。

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ここの階段を1フロア上がって中甲板へ出ると船首甲板部作業室。

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そして再び車両甲板へ戻り、階段をさらに下へ降りると

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バウスラスター室。中央に鎮座しているのがバウスラスターモーター。

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プロペラとのジョイント部。

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振り返ると棚にたくさんの予備品箱が…

これで船首部の船底ツアーは終了。タモリ倶楽部でも行かなかった部分まで案内して頂きました。この部分の一般配置図のアップがこれ。

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今日までまだ海に浮かんでいるとは思っていなかったのですが、どうやら完全に姿を消すのはもう少し先になりそうです。後1回か2回か…可能な限り見送ってやりたいと思っていますが、新年度準備で死にそうに忙しく、時間がなかなか取れません。思い出が完全に記憶だけのものになってしまう…何とも言えない気持ちです。

羊蹄丸出航時刻17時にタイマーアップです。








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2013年3月10日 (日)

青函連絡船終航25周年記念講演会

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昨日、行ってきました。土曜授業日だったので、現着は開始直前。西沢キャプテンをはじめとするいつもの皆さんにご挨拶して、着席。

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吉田さんのドラに続いて出航オーダー。西沢キャプテンの「出航5分遅れ」で笑いが起きました。続いてスペシャルゲストの羊蹄丸事務長の新田さんによる船内案内。八甲田丸のイベントで時折事務長放送をされているのですが、「制服もってこいっていうから何かなと思ったらやっぱり…」だそうで、63年9月18日の3便羊蹄丸をイメージして新幹線の中でカンペを作ってこられたそうです。

VTRから書き起こしてみました。前説・自己紹介の後の本編です。

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本日は青函連絡船「羊蹄丸」をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

函館を9時25分、定時に出航いたしました。青森到着は13時15分、午後1時15分を予定しております。運行時間は3時間50分です。

本日乗務している船長は、西沢弘二です。(西沢キャプテンを指ししめす)

皆様を青森到着までお世話する事務長の新田稔です。青森到着までよろしくお願いいたします。

本日の津軽海峡は西の風3m、お天気は快晴となっており、快適な船旅を楽しむことができます。

また、航海中にイルカの群れと遭遇することも…遭遇することができると思われます。その時は、船内放送にてご案内いたします。

本日の航海は、皆様に船旅を楽しんで頂くため、青森県下北半島よりに航海をしてまいります。下北半島の景勝地、仏ヶ浦をご覧いただけると思います。仏ヶ浦とは、海岸線の岩が波や風に影響され、仏様に見えるような、誠にありがたい仏像の形をしております。どうぞご覧頂きましてご堪能ください。

え、間もなく津軽海峡の中央になりますが、青森から出航した十和田丸と行き違います。お互いの安全航海を祈るために、汽笛を鳴らし十和田丸とエールの交換をいたします。どうぞ十和田丸にエールを送ってあげてください。

以上で事務長放送は終わりますが、青森到着まで船旅を楽しくお過ごしください。ありがとうございました。

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でもって、船博からの挨拶があって、西沢キャプテンの講演。

高橋氏のシンボルマークの話は、昭和52年の青函船舶局のせいかんだよりをスキャンして両面カラー印刷で再現したものが配布されました。

イルカのブイの内側の各船のイメージキャラクターデザインの話で、山や湖の名前からとったものが多いのでイラストの差異を出すのが微妙で…とか、貨物船のシンボルマークは船体にはつけなかったけど船ごとの旗を作って船対抗のソフトボール大会などで掲げたとか興味深いものでした。共通マークはどこに?答えに詰まった高橋氏に大神さんからフォローが入って有川への乗員送迎バスについていたという話も。
(寝台室のベッドカバーにしっかり使われてたんですけど、目立たないですからねぇ。)

休憩を挟んで上杉准教授と吉田さんの飾り毛布の実演。工部省印の毛布もさることながら、大阪商船の「大」マーク入りの毛布が登場。相模原のパラディスインの森本氏が紹介されていました。

予定では大神さんから展示資料の説明だったのですが、無くなった今井泉船長を偲んで、ブリッジで操船される動画を大神さんが探し出してきて、その鑑賞会となりました。

…大神さん、古いVTRたくさん持ってらっしゃるのですが、あとで「撮像管のカメラ」と聞いて改めてびっくりでした。

この後、新居浜高専から西沢キャプテンと大神さんに船底ツアーのDVD贈呈が行われました。

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で、展示資料ですが、ガラスケースの中にはログブックなどの資料が。圧巻だったのは50分の1の配置図。大きすぎて全てを貼ることができなかったので、客室より上の部分のみ展示してありました。青刷りの原版をピン留めしてたんで、思わず「いいんですか?」…と聞いてしまいました。車両甲板以下の部分は次回のお楽しみだそうです。

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シンボルマークの取り付け図面。補強ステーは多度津で見た形そのままでした。

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何せ図面が大きいので部分部分でしか撮れませんし、広角レンズの歪みで合成もできないし…原版は圧巻でした。現職の方からしたらなんてことは無いんでしょうが…

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で、サインカードを新調したそうです。下の欄が「青函連絡船史料研究会」となっています。大神さんや西沢キャプテン、吉田さんらが資料の散逸を防いで後世に残すために…と立ち上げた会です。勢いで十和田丸のものも2種類作ったそうで頂いてきました。

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そして、よくぞこんなものが残っていたな…というのが

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乗船記念シール。西沢キャプテン、惜しげも無く皆さんに配っておりました。各船のものがあったようですが、八甲田丸のものを頂きました。

この後みんなで会場を片付けましたが、閉館になった船博の倉庫にものを運んでいくと山積みになった物品の中に純白のエレクトーンが。型番はともかく、仕様がレアものです。ホテル海洋を経営していた時代に結婚式場で使っていたとか。捨てるならください(笑)等と言いながらパネルや椅子を片付けていました。

この後飲み会となったのですが、終航25周年記念の青函連絡船OB会と兼ねていたので大御所含めて40名以上の出席者。中には比羅夫丸初代船長のお孫さんも…大神さんに誘われたとはいえ、さすがに気後れしました。船博ボランティアの方々や新居浜高専の方、私を含めた連絡船を羊蹄丸を取り巻く人々を快くご一緒させて頂き、有り難かったです。

この席でこんなものを頂いてしまいました。コピーではなく、当時の印刷のものです。

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束になって皆さんに配ってましたが、よくもまぁ残っていたものだと…

2次会まで飲んで「明日(今日ですな)は多度津へ行くぞ」と言っていたのですが、電車を降りたあたりから記憶が途切れ、気がつけば自宅の床に倒れておりました。日付が変わる前に特便1と思っていたのですが、気がついたら昼。あえなく撃沈でした。睡眠不足と過労の体に酒をしこたまぶち込めば気力も尽き果てますなぁ…

新居浜高専の日野先生や大神さんにOKいただいたんで、「あの日のナイショのアレ」を近日中に公開します。…飲んだ後の話だから酔った勢いでホントはダメってことないですよね。(笑)

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