さよなら羊蹄丸
先日、船の科学館の羊蹄丸が9月30日をもって閉鎖されるとメールが飛んできました。その直後、7月1日に船の科学館のサイトに「羊蹄丸の保存・展示を終了する」と発表されました。
船の科学館のリニューアルに伴っての措置で、「休止」ではなく「終了」。これが意味するところは船の科学館では羊蹄丸の保存をやめるということ。つまり、引受先がなければスクラップ…莫大な維持費等を考えればおそらく引き受けるところはないでしょうから、そうなるだろうと思います。認めたくないですが…
私と同い年、昭和40年就航、渡道の時によく当たった船、昭和63年3月13日の最終22便の思い出の船、9月18日の青函博アンコール運行、本当の最終航海をべた凪の津軽海峡で何度も汽笛を交わしながらすれ違う十和田丸の上から見送った船、20年後の再会の涙の船。ここにくればずっと安泰、内装はいじられて面影がなくなっていたって、船そのものはいつまでもここにいる、デッキにたたずめば若かりしあの日あの時の気持ちにいつでも帰れる…そう思っていたのに。本当にショックで、気持ちの整理がつきません。
最終日、9月30日は、何があっても顰蹙買っても休暇を取って最後のお別れに行きます。おそらくは今生の別れになってしまうでしょうから。
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この1ヶ月、毎朝5時起き6時に家出て帰宅は午前様という日々が続いてました。土曜もバンドの練習…教務主任・主幹の事務仕事の山、成績処理、バンド等々…今日は久々にのんびり休める日となりました。っつーか、この1ヶ月の労働時間、400時間近く行ってるよなぁ。
昨日は夏祭りでバンドも演奏しなくてはなりませんで、「この学校に来たら7月の3連休はない(`・ω・´)キリッ」だそうな。1日目準備、2日目祭り、3日目片付け。当然休出手当も振替休日もない「ボランティア」と書いて「きょうせいろうどう」と読む(爆)です。まぁ、どこの学校でもそういうのがあるっちゃあるんでまぁ仕方ないんですが(苦笑)さすがに今日3日目は休ませてもらいました。体が持たん。
5月末に運動会が終わってから新人含めて72人の巨大バンドを1ヶ月半でステージできるまでに仕込まない行けないわけで、持ち時間20分、3曲+アンコール。物理的に不可能…なんですが、こういう行事には「無理」「無茶」「不可能」「できません」の類いの言葉は存在してない…というか諸人間関係やら力関係で死んでもいえませんというのがお約束(滝汗)
で、どうすんべぇと考えたあげく、4曲ではなく3.5曲ということにしました。同じ曲をオープニング1コーラスのみバージョンとアンコール用の2コーラスバージョンで使い回して…ということで。さらに土日出勤してると編曲の時間もとれないので過去のやつをリニューアルして使いました。盆踊り櫓前の狭いステージと校庭で全員浴衣、もちろん私も浴衣で演奏GO!でした。
前任の音楽の先生が上品な方だったんで、ノリノリで暴れるとか、ポップス系の吹き方とか私のスタイルとかなり違っててその辺をそれなりに作り込んで、アンコールの最後に散らからないキラキラのひもが大量に飛び出るクラッカーをパーンと…一応ウケたようでほっとしましたです。ステージのセッティングやら撤収やらいすも譜面台も多いのでバンドの保護者総動員でお手伝いしていただいて何とかトラブルもなくスムーズにステージもできたし。今のバンドのOBが1ヶ月半で新人含めてこのステージというのにびっくりしておりました…さらに区の発表会での私の印象も覚えていたようでした。
でもって、教員バンド。アレンジは書いたんですが、誰が何の楽器できるかよくわからないまま書いたら「これ、誰がやるの?」状態に。何とか埋まったんですが、楽器できるはずなのにバックレてる人いたりして…ほんとは副校長がやるはずのドラムを手の具合がよくないとのことで私がたたいたんですが、浴衣着てやる楽器じゃないです。たすきかけてなかったのが災いしてそでにスティック引っかかってすっ飛んでくし、フィルは袂がじゃまだし、バスドラもハットも浴衣の裾が汗で足にまとわりついて動きにくいし…練習の時よりかなり簡略な演奏になってしまいました。
その後、音楽室を営業モードに片付けて22時頃に退勤。
ようやく夏休みがやってきます。長い長い1学期でした。
さて、次の週末は只見線へGO!撮影もさることながら、狙いは記念切符ですな。
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