はこだてどつく ゴライアスクレーンの断片
こんなものを通販で買ってしまいました。
先頃解体された、はこだてどつくのゴライアスクレーンのボルトと鉄板。
ボルトは50個、鉄板は220個の限定、それぞれシリアルナンバー入り。すでにボルトは完売のようです。告知の翌日にネット受け付け開始、しかもネット販売分はボルトは6個!というわけで、事前に知っていたからよかったものの、知らなければ入手できませんでした。
港のどこからでも見えたクレーンは、函館の風景として青函連絡船とともに思い出に焼き付いています。時とともに変わる風景ですが、その記憶の断片を手元に置けるというのはなんと言ったらいいのか分からない複雑な気持ちです。
ただ、間違いなく、連絡船で北の大地へ渡るという儀式の際に目にしていたこれからの旅への期待と内地へ戻る寂寥感にオーバーラップする風景、生涯忘れることができない旅の記憶の一部…ただの鉄の塊の機械にそんな思い入れを持つからこそ速攻で入手に走ったわけで…
同梱の説明書。上が左半分、下が右半分、分割スキャンです。クリックで横1200pixの大きな画像になります。
ボルトは台座にナットの部分をはめ込むようになっています。
…台座にクレーンに書いてあったフォントで「HAKODATE DOCK」と赤の座布団に白文字で入れてほしかったなぁ…
本家HPより、在りし日のクレーン。上は連絡船復活運航時、下は1988年3月13日22便羊蹄丸船上から。
保存されている摩周丸とクレーン。ナッチャンの船上から。
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コメント
解体された「鉄くず」も、連絡船で渡道したものにとっては感慨深いものでんなぁ。
そうでっか…あの「どっく」もう見られないんでっか…
残念…
投稿: くりはし | 2010年1月21日 (木) 23時01分
おばんです。
まぁ…鉄くずは鉄くずなんですけどね、鉄道部品コレクションも…(笑)歴史のページを持っている…ってことかな。
どつくのクレーンは目立ちましたからねぇ~函館のランドマークの一つでしたし。保存の話は幾多もあれど、結局つまるところは「金」ですな。
投稿: 西乃湯 | 2010年1月24日 (日) 23時21分