夕張の遺構
昨日、古い写真をごそごそしていたらこんなのも出てきました。
旧三菱大夕張鉄道 旭沢橋梁
これまた珍しい下路トラス橋。明石町と千年町の間に架橋された昭和3年の竣工のものです。国道のすぐ横なのですが、他では見ることが出来ない形状です。
さらに国道から分岐する林道を奥へたどると…
小巻沢林道橋。ダムの付け替え工事で林鉄の橋梁を転用した物ですが、旧陸軍の重構桁鉄道橋という組み立て式トラス橋で三角形の部材をピンで留めて組み立てる仕様になっています。
主な部材をピンで留めている様子が分かるように下からアップで撮ってみました。
いずれにしてもこれらの橋梁群は近い将来シューパロ湖の中に沈んでしまう運命です。この写真を撮ったときは鹿島小学校の校舎も残っていました。かつて大夕張地区には2万人以上の人口があって栄えていた痕跡はすでに消えてしまいました。
ただの鉄ヲタ旅人の興味本位とはいえ、行くたびに姿を変えていくかつての炭都と産業遺産にはとても惹かれる物ものがあります。
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コメント
ああっ・・・知らないうちに更新されておりました。
そういえば学校は夏休みですよね。
北海道、羨ましいです。
ところで連絡船の模型は手に入ったのでしょうか?
投稿: 仙台人 | 2009年8月14日 (金) 15時29分
おばんです。
えぇ、学校は夏休みです…この時期にだけまとめて有給とれるのでバカンスです。っつーか、最近は研修やら何やらでお盆の前後で休めるか?くらいですが…
久々の北海道、欲張ってしまいました。体重も増えてしまいました(爆)
連絡船の模型はなんか発売が延期に次ぐ延期で8月末になるとか。まぁ、気長に待ちます。
投稿: 西乃湯 | 2009年8月16日 (日) 23時36分