オリエント急行 寝台車車内
はい、LX16寝台車の車内です。窓の向こうは今は亡き金帯3本あさかぜ@竹下区。
はやぶさや富士にぶら下がってるオロネ25とほぼ同じ部屋の構造です。壁や金具の細かい造作、すごく贅沢です。この中で一夜を明かしてみたかったですねぇ…って、ヨーロッパへ行けよと言われそうですが…
さらに側の廊下。よく見ると天井が蛍光灯です。本来の製造時期には蛍光灯はなかったはずなのでこれは後年の改造によるものかと。NIOEは運転終了時のそのままの状態をキープでした。車内まで往時のものに修復するのはベラボーな費用かかるんでしょうね。VSOEはそこまで修復しているそうですが…
今でこそJRの個室寝台車は珍しくもありませんが、北斗星デビューのこの年、側廊下方式の1両丸ごと個室というのはそれまで日本の鉄道ではごく限られた優等車両だけでしたから、ドアがずらっと並ぶこの廊下の光景は印象に残っています。
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