旧ふるさと銀河線上利別駅。ここから見るたたずまいは今でも現役のままです。昼下がりののんびりした時間の中、ヒョーっていう独特のタイフォンの音が聞こえて列車が滑り込んできても何の違和感もない…そんな空気が漂っていました。

しかし、線路はこの通り、自然へ帰り始めています。最終日、たくさんの人が臨時列車を見送っていました。駅の中では地元の皆さんがさよならセレモニーをしていました。古いながらもとても大切にされてきていた駅舎、廃止から丸2年たってもその当時のたたずまいをそっくり残しているのは地元の方の愛着の賜物なのでしょう。

固く閉ざされた窓の中には止まった時間がそのままになっていました。
コメント
駅舎、現役のまんまでんな。
(今回の名前リンクで、ワシが平成17年6月5日に撮影した「上利別」駅舎のブログ日記を載せてますが、3年前と全然変わっとらん)
このまま、文化財みたいな感じで取り壊されずに存在してもたいたいものです。
投稿: くりはし | 2008年5月10日 (土) 22時28分
毎度です。
ホントに変わってません。転換交付金で近代化したところはともかく、薫別とか愛冠、岡女堂とかもそのまんまでした。このまま大切に残されていくのか、それとも…
このスタイルの駅舎、ぜひ後世に伝えたいですねぇ…
投稿: 西乃湯 | 2008年5月10日 (土) 23時01分