急行くりこま指定券
えぇ、このところ写真ネタが続いていたので、趣向を変えて切符ネタで。
新幹線開業前の東北本線、きら星のごとく特急急行が行き交い、その中でも急行くりこまは電車急行として俊足を誇っておりました。全車指定席の格式の高さで仙台-青森4時間47分。特急はつかりがおおむね4時間半で走破していたことを考えると破格のスピードです。1時間以上前に出た定期の急行と7分差、臨時の十和田は途中で同格待避でした。
で、この指定券、国鉄のMARSの初期のもの。V型と言われる機械で、駅名や列車名の活字棒を機械に差し込んで打ち出されてました。今みたいにすべてプリントされるわけでなく、半自動発券って感じですね。探せばウチにも活字棒が何本かあるはずですが…この頃の指定券、未だにあの独特の香りが残っています。
さて、そのくりこまの時刻表。クリックすると時刻が読めるでかいサイズになります。その俊足ぶりを見てくださいませ。1976年7月号より。もう東北新幹線工事の時変が載っています。
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