オロネ10 天井送風機使用要領
無事法要を終えました。何で台風が…疲れた…
さて本題。オロネ10戦利品第3弾 天井送風機使用要領
単に送風機を使うだけでこんだけの手順を踏まなくてはならないというのが時代を感じますね…さらに蒸気暖房の記述が泣けてきます。
冬の寒い日の早朝、ホームに佇む始発列車
シューって音とともにキン…キン…と金属の音
車両の間からスチームがほのかに暗闇の中を白くする
かすかに聞こえる遠くで唸るDD51のエンジン音
凜とした静寂を破るように甲高いホイッスル
しばしの間
ガシャガシャガシャと連結器の音が伝わり
ガクンと衝撃があってゆっくり動き出す
床下の音がゴ・ゴ・ゴロゴロからコーッと滑る音に変わる頃
構内を抜ける最後のポイントをわたる盛大なジョイント音
…そして規則正しい轍の音…
遠くへ行く汽車の出発の儀式みたいなものでした。その中で10系のオハネやオロネはつるんとしたキレイな車体で無骨な43系客車に比べると高級品の趣がありました。どちらも想い出の詰まった若かりし頃の乗り鉄の記憶…
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