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2007年6月 1日 (金)

鉄道唱歌 初版本

我が家にお越しの方にはお見せしたことがあるかと思いますが、家宝の鉄道唱歌初版本です。かなり状態はよくないのですが、学校で使い倒されているものなので、残っている方が奇跡に近いでしょう。

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まずは表紙。ぼかしてあるのは当時の持ち主の名前です。 真ん中が欠損しているのが残念ですが、由比海岸辺りを走ってくる列車と思われる絵が入っています。おそらく欠損部分は富士山が描かれてたのではないでしょうか。

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続いて中表紙。燦然と輝く鉄道唱歌第1集。ページをめくると…

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画像クリックで横800で表示されます。左のページは現在も歌い継がれているおなじみの多梅稚作曲のメロディーです。 で、右ページは私的にツボなんですが、楽器の広告です。山葉風琴…ヤマハのオルガンのことですね。足踏みで風を送るから風琴…洒落た翻訳じゃないかと思います。鈴木ヴァイオリン…鍵盤ハーモニカでおなじみの現在のスズキですね。うーん、歴史を感じます。

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右ページは現在では聞くことがほとんど無い上眞行作曲のメロディーです。マーチっぽい感じのメロディーです。そして、左ページ、あまりにも有名な大和田建樹作の「汽笛一声…」の歌詞。下の段に駅名がつづられているのが「地理教育」を名乗る文部省の唱歌だけあります。そして33ページかけて66番の神戸まで…長い歌詞日本一を誇っていましたが、確か塗り替えられたはず。

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でもって奥付。明治33年5月10日の初版です。三木佐助楽器店とありますが、この三木佐助氏、明治時代に西洋楽器をいち早く輸入販売して財をなしたそうで、現在の大阪の三木楽器店の前身だったかな。でもって、もともと市田なんとかって人が前の年にこの唱歌を刊行をするはずが、金がかかりすぎて破産したんで、三木佐助氏が版権その他一式を買い取り、楽団組んで列車で宣伝行脚して売りまくったとか。同じ年に第2集~第5集まで刊行されていますが、全部で1000万部以上だそうですから、ウルトラベストセラーです。

…記憶モードで書いてるんで、細かい部分で間違ってるかもしれませんが、おおむねこんな感じです。

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