

2012年3月25日午前5時。お台場羊蹄丸。最後の朝を迎えようとしていました。この日の見送りをどうするか…N氏とO氏とともに午前3時半頃にお台場へ。まだ誰もいない中、ひっそりと佇む羊蹄丸を見ていました。
すでに陸と船をつなぐものは係留用の鎖のみ。船首には牽引用のロープが用意されていました。

夜が白み、一人、また一人…と見送りの人がやってきました。午前6時作業開始…のはずですが、時間になっても始まる気配はありません。そうこうするうちに羊蹄丸ボランティアでおなじみの大神氏が制服を着てやってきました。

7時30頃、タグボートとよら丸登場。補助の上総丸と夷隅丸はすでにスタンバイ済み。
作業台船の上にはヘルメットをかぶった作業員の皆さんが集合して打ち合わせ。係留鎖の切断作業を始めていました。
眼下をドラを持ったボランティアの吉田さんが歩いて行きました。
そして、船の科学館の職員さんと西沢キャプテンが歩いて行きます。
この後、VTRだけここに残し、カメラを持って船首へ。事前の情報では船首部は作業のため立ち入りできなくなるはずだったのですが、船首で見送りができるようになっていました。

この旗を大神さんがわざわざ持ってきて広げていました。連絡船の旗はこれでしょう…

そうこうするうちにとよら丸が船首に接近してきました。牽引索を固定していきます。
東京港の西水路入り口まではアスタンで、そこで牽引索を付け替えてアヘッドに、平均航海速力は6ノットという話を聞いていました。

船首で記念撮影。左から吉田さん、西沢キャプテン、大神さん。

船の科学館の皆さん。

西沢キャプテン。用意していたのはこれだけでなくって…

手作りで用意してありました。

予定より10分早く出航。航海訓練所の銀河丸に掲げられたUW旗、銅鑼を鳴らし、長声三発に送られ、静かに滑るように動き出しました。

岸壁とケーソン、それぞれ両側の隙間10センチ位をきっちり保ち、まっすぐ東京湾へ。


ゆっくりと向きを変え、たくさんの人に見送られて旅立ちました。

青海南埠頭公園へ全力でダッシュしてもう1カット。

立ち並ぶガントリークレーンの前をゆっくりと進んでいきました。この後、観音崎へ…
10時頃に観音崎到着。幸い第1駐車場に車を止めることができました。
遊歩道を歩き、灯台下へ。灯台に上るかどうか迷ったのですが、風があったのと、場所柄三脚が使えないので下から撮ることにしました。

みなとみらい。画面右下に羊蹄丸がいます。
この日のために500mm/f4をT氏から借りてきました。で、2倍テレコンつけて撮ったのですが、陸上は晴れているのに海上はずっとどん曇り。色がどうやってもきれいに出ないのでえいやっとモノクロにしてしまいました。周辺光量落ちを無理矢理いじってるので変な輪みたいなのができてしまった…

ベイブリッジと。この辺まで来るとしっかりと色が乗るようになりました。

鶴見つばさ橋。後ろにでかい貨物船がかぶってしまいました。
船そのものもそうですが、東京湾とわかる絵にしたかったので、かなり無理な撮影をしました。

スカイツリーと一緒に。うっすらとですが、まさか観音崎から見えるとは思いませんでした。

だいぶ近づいてきました。羽田に向かうJAL機と一緒に。

東京湾観音とともに。牽引索が目立たないので普通に自力で走っているように見えます。背後に山並みが見えると陸奥湾の中のように感じてしまいます。
こうして改めてみると連絡船のデザインは船らしくていいなぁ…としみじみと思います。
残念ながら東京湾の中では光が差してくれませんでした…
撮影終了と、連絡船仲間4人で飲んでました…
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ようやく春休み。卒業式と年度末へ向けての怒濤の仕事とスケジュールを何とか乗り切り、疲れた体をレッドゾーンにぶち込むように羊蹄丸…が読めていたので、今日はさすがに休みにしておきました。さっきようやく起き上がり、昨夜書きかけて放置してしまったこれをアップしています。
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